APM トレース

トレース画面には、エンドポイントで発生したエラーの詳細と、インスタンス上でエンドポイントにホップする際にたどったルートが表示されます。

SixthSense アプリケーションでは、以下の 2 種類のトレースをサポートしています。

確立トレース: このセクションには、正常に実行されたすべてのエンドポイントが表示されます。

エラートレース: このセクションには、エラーが発生したエンドポイントが採用したパスが表示されます。

トレース画面には以下のようなオプションがあり、フィルターオプションを利用し、データを並び替えることが可能です。

トレース ウィンドウ

[トレース] タブに移動して、確立できたものの速度の遅かったトランザクションを分析します。 また、ソート順: ドロップダウンリストをクリックして、[開始時刻] または [継続時間] で応答時間の詳細を並び替えすることも可能です。

インスタンス:

すべてのインスタンス ドロップダウンリストには、以下のオプションが表示されます。

  • すべてのインスタンス: アプリケーションがインストールされているすべてのインスタンスが表示されます。
  • 特定のインスタンス: 表示されているインスタンスをクリックするか、インスタンスの検索 フィールドでインスタンスを検索して、選択されたインスタンスの詳細を表示します。

エラー:

すべてのステータスドロップダウンリストには、以下のオプションが表示されます。 すべてのステータス: 異なるステータスのすべてのエラーを表示します。

  • 確立: 選択されたエンドポイントでの確立したトランザクションに関する詳細な分析を提供します。
  • エラー: 選択されたインスタンスで発生したすべてのエラーを表示します。

エンドポイント:

すべてのエンドポイントドロップダウンリストには、以下のオプションが表示されます。

  • すべてのエンドポイント: アプリケーションのすべてのエンドポイントが表示されます。
  • 特定のエンドポイント: エンドポイントを選択するか、エンドポイントの検索 フィールドでエンドポイントを検索して、特定のエンドポイントの詳細を表示します。 次の画面が表示されます。
Percentile Response Time

メソッドメソッド名 の列には、以下の画面のように、実行中のメソッドが表示されます。これらは、アプリケーションのパフォーマンスの特定・改善に役立つメソッドレベルのプロファイリングに基づいています。例えば、実行に長い時間がかかっているメソッド等を特定します。

Method Name
note

トレース画面のそれぞれのアイコンをクリックすると、エンドポイントの詳細をリスト、ツリー、テーブル、またはフレームビュー形式で表示が可能です。

以下の画面はフレームビューの例です。

Flame View

トレースレポートのダウンロード

トレース タブを選択し、   をクリックすると、アプリケーション名とともにトレースの詳細が PDF 形式でダウンロードされます。

[トレ-ス] に移動し、[すべてのステータス] ドロップダウンリストから [エラー] を選択し、   をクリックすると、アプリケーション名とともにエラートレースの詳細と VM の詳細が PDF 形式でダウンロードされます。

[インフラストラクチャ]    アイコンをクリックすると、関連する VM の詳細が表示されます。 詳細は インフラストラクチャ を参照してください。

[メソッド] または [メソッド名] 列の下にあるエンドポイントをクリックすると、以下の詳細を含む [スパン情報] ウィンドウが表示されます。

タグ
アプリケーション:アプリケーション名
エンドポイント:エラーの原因となっているエンドポイント
スパンタイプ:実行された特定のコードパスに関する情報
コンポーネント:ソフトウェアコード内の特定のモジュール
ピア:ピアツーピアイベントの詳細
エラー:エラーの種類を指定します。
URL:エンドポイントの正確な URL
http.method:API メソッドの種類
http.status.code:エラーの状態を識別するコード
http.status.msg:メッセージの状態

スパン情報レポートのダウンロード

   アイコンをクリックすると、以下の画面のような PDF 形式のスパン情報レポートがダウンロードされます。

Span info report

ログ

フィールド内容
時間エンドポイントエラーのタイムスタンプ
イベントイベントの種類
エラー.種類エンドポイントエラーの詳細
メッセージエンドポイントエラーの詳細な説明
スタック正確なコード行に移動

エラートレース

エラートレース画面では、左側のペインにエラーが表示され、エラーの開始時刻またはエラーの継続時間で並び替えができます。 根本原因を分析できるように、メソッド名、実行時間、アプリケーション名などのエンドポイントエラーの詳細が右側に表示されます。

スロートレース

スロートレース画面には、想定されたロード時間に対して遅延したすべてのエンドポイントが表示されます。スロートレースの詳細を使用して、遅延の原因となったエンドポイントを特定できます。さらに、メソッド名と実行時間を使用して、遅延の根本原因の分析が可能です。