エージェントのインストール

インストールを開始するには、以下のコマンドを使用します。

nohup ./ss_infra_agent_service --collector.processes &

ネットワークに制限がある場合は、meter-agent プロセスにプロキシを渡して sixthsense-backend への接続を有効にします。

HTTPS_PROXY=proxy-server:port ./ss_infra_agent_service --collector.processes &

--collector.processes：プロセスレベルのデータを送信します。
nohup：ログと共に起動し、ログは nohup.out ファイルに保存されます。
"&"：バックグラウンドプロセスとして起動します。

Linux 用エージェントのインストール

前提条件

エージェントインストールの前提条件チェックについてはエージェントインストールの前提条件チェックを参照してください。
OS：Ubuntu、Debian、RHEL、CentOS。
SixthSense インフラエージェント。エージェントのインストールを参照ください。
Sixthsense コレクターのURL/IP (カスタマーサポートより提供されるテナントURL)。
カスタマーサポートより提供されるアクセストークン。
PACKAGE_TOKEN：カスタマーサポートより提供される SixthSense パッケージのダウンロードに必要なアクセストークン。
PACKAGE_TOKEN_USERNAME：カスタマーサポートより提供されるアクセストークンのユーザー名。
TOKEN：SixthSense ポータル [設定] ページからのアクセストークン。

エージェントのダウンロード

カスタマーサポートより提供される最新の ss_infra_agent-x.x.x.linux-amd64.tar.gz リリースバイナリをダウンロードします。

export PACKAGE_TOKEN="token"
export AGENT_VERSION="2.2.0"
 
curl --header "PRIVATE-TOKEN: ${PACKAGE_TOKEN}" --output ss_infra_agent-${AGENT_VERSION}.linux-amd64.tar.gz "https://artifacts-observability.sixthsense.rakuten.com/api/v4/projects/15/packages/generic/sixthsense-infra-agent/${AGENT_VERSION}/ss_infra_agent-${AGENT_VERSION}.linux-amd64.tar.gz"

リリースバイナリを解凍し、エージェントディレクトリに移動します。

tar -xvzf ss_infra_agent-${AGENT_VERSION}.linux-amd64.tar.gz
cd ss_infra_agent-${AGENT_VERSION}.linux-amd64

エージェントのバイナリと config.yaml を以下のディレクトリ /usr/local/bin にコピーします。
すべてのユーザーにバイナリへのアクセス許可を与えます。chmod u+x /usr/local/bin/ss_infra_agent
すべてのユーザーにバイナリへのアクセス許可を与えます。。chmod u+x /usr/local/bin/ss_infra_agent_service
以下のコマンドを使用して、/etc/systemd/system ディレクトリにサービスファイルを作成します。

cd /etc/systemd/system
sudo vi ss_infra_agent.service

ファイルに以下の内容を追加します：

[Unit]
Description=Sixthsense Infra Agent
After=network.target
 
[Service]
Type=simple
ExecStart=/usr/local/bin/ss_infra_agent_service --collector.processes
Restart=always
WorkingDirectory=/usr/local/bin
RestartSec=10
 
[Install]
WantedBy=multi-user.target

ファイルを保存して閉じます。

ネットワーク接続が必要なサービスの場合は、After=network.target の行を削除します。
コマンドをバックグラウンドにフォークしない場合は Type=simple を、フォークする場合は Type=forking を設定します。
Restart=always を設定し、サービスに障害が起きたり停止した際に自動的に再起動されるようにします。
RestartSec を設定し、再起動試行から次の再起動試行までの間の時間を指定します。

新しいサービスファイルを読み込むため、systemd デーモンをリロードします。

sudo systemctl daemon-reload

systemctl サービスとしてエージェントを起動します。

sudo systemctl start ss_infra_agent_service

サービスのステータスを確認し、サービスが実行されていることを確認します。

sudo systemctl status ss_infra_agent_service

起動時にサービスが自動的に開始するようにします。

sudo systemctl enable ss_infra_agent_service

ログを確認します。

journalctl -u processname -n 100

ブート時に VM Agnet が自動的に起動し、何らかの理由でクラッシュや停止した場合は再起動されます。

Windows用エージェントのインストール

前提条件

OS: Windows Server バージョン 2008R2 以降。またはデスクトップ Windows バージョン 7 以降。
SixthSense Windows VM エージェント: 詳細はエージェントのインストールを参照ください。
SixthsenseバックエンドコレクターのURL/IP（カスタマーサポートより提供されるテナントURL）。
カスタマーサポートより提供されるアクセストークン。
PACKAGE_TOKEN ：カスタマーサポートより提供される、 SixthSense パッケージのダウンロードに必要なアクセストークン。
PACKAGE_TOKEN_USERNAME：カスタマーサポートより提供されるアクセストークンのユーザー名。
TOKEN：SixthSense ポータル設定ページからのアクセストークン。

エージェントのダウンロード

カスタマーサポートより提供される最新の ss_windows_infra_agent-<version_no>.zip リリースフォルダをダウンロードします。

curl --header "PRIVATE-TOKEN:{{TOKEN}}" --output ss_windows_infra_agent.zip "https://artifacts-observability.sixthsense.rakuten.com/api/v4/projects/15/packages/generic/sixthsense-infra-agent/2.2.2/ss_windows_infra_agent.zip"

リリース zip フォルダを解凍し、エージェントディレクトリに配置します。