タイトル:Ruby Gem によるインストール

Ruby Gem を使用した Fluentd のインストール

  1. Ruby インタプリタをインストールします。

ローカル環境に Ruby >= 2.4 をインストールします。また、パッケージマネージャー経由で ruby-dev パッケージをインストールして、gem の native extension がビルドできるようにします。

  1. Fluentd Gem をインストールします。

以下の gem コマンドにて fluentd Ruby gem を取得してインストールします:

$ gem install fluentd --no-doc
  1. 以下のコマンドを実行して、Fluentd のインストールを確認します。
$ fluentd --setup ./fluent
$ fluentd -c ./fluent/fluent.conf -vv &
$ echo '{"json":"message"}' | fluent-cat debug.test

2番目のコマンドは、Fluentd をデーモンとして起動します。デーモンを停止したい場合は、$ pkill -f fluentd を使用します。最後のコマンドにより、Fluentd に debug.test タグ付きのメッセージ '{"json":"message"}' が送信されます。インストールに成功すると、Fluentd により次のようなメッセージが出力されます:

2011-07-10 16:49:50 +0900 debug.test: {"json":"message"}

ログに無効なタイムスタンプが残るのを防止するため、ノード上で ntpd をセットアップすることを強く推奨します。

大規模なデプロイメントにおいては、メモリの断片化を避けるために jemalloc を使用する必要があります。これはすでに rpm と deb パッケージに含まれています。

Fluentd gem に /etc/init.d/ スクリプトは付属していません。必要の際には、以下のようなプロセス管理ツールを使う必要があります:

  • daemontools
  • runit
  • supervisord
  • upstart
  • systemd

次に、SixthSense ログ監視エージェントをインストールします。詳細は ログ監視エージェントのインストール を参照ください。