概要
SixthSense
SixthSense は Web アプリケーションにマイクロサービスアーキテクチャを使用し、これにより効果的なアプリケーション監視を可能にします。システムにおける問題の効果的な診断とデバッグを施すためには、システム出力の観察により、システムの内部状態を知る必要があります。オブザーバビリティは、インストルメンテーションを用いて、システム監視に有用な知見を提供します。これによって得られるログ、メトリクス、トレース情報は、問題発生の原因究明に役立ちます。システムを継続的に観察することにより、リスクや問題を常時把握できるため、環境の健全性を常に迅速にフィードバックすることが可能となります。
SixthSense はリアルタイムでのアプリケーション監視に重点を置いており、ダウンタイムを発生させることなくプロアクティブに問題を解決することができます。観察中のシステムに問題が発生した際には、迅速な報告がなされます。監視機能は、ダッシュボード、長期的傾向、アラートを構築するのに不可欠なものであり、マイクロサービスベースのシステムの構築・運用、またシステムの健全性を把握するために不可欠なツールです。
利点
SixthSense により、以下のような利点が得られます:
- エンドポイント監視によるヘルスチェック
- コードプロファイリングを通じてアプリケーションのパフォーマンスを監視する「ホワイトボックス」監視
- エラートラッキングとサービスメトリクス
- コードに変更を要しないエンドポイント監視機能
- レイテンシ: リアルタイムトラッキングと時系列でのトラッキング
- 応答時間: リアルタイム トラッキングと時系列でのトラッキング
- 障害の原因: SixthSense に障害の原因が表示され、これを用いたRCA(根本原因分析)が可能
- 障害: 障害の追跡とアラート設定が可能
- トポロジー表示とコンポーネントの追跡
- ブラウザ監視
- サービスレイヤーとデータベースレイヤーを同じダッシュボードに表示
- インフラ監視によるインフラ使用状況の追跡
- BM-APM-Infraとのエンドツーエンドの相関関係
- キューの監視により、インフラパイプラインの健全性と効率性の監視が可能
主な機能
SixthSense の主な機能は以下の通りです:
- アプリケーションパフォーマンス監視
- ブラウザ監視
- 合成監視
- データベース監視
- MQ監視
- VM監視
- モバイル監視
- Kubernetes 監視
- クラウド監視
- ログ監視
- デジタルエクスペリエンス
- アナリティクス
- アラート
- 通知チャンネル
詳細については、各機能をクリックしてください。
はじめに
以下の情報を参考にRakuten SixthSense の使用を開始してください。
このような場合は | お問合せ先 | 参照リンク |
---|---|---|
SixthSense について学びたい | ホームページの [SixthSense] をクリックし[デモを希望する] 欄 にメールアドレスを入力し、[送信] をクリックしてください。 | https://sixthsense.rakuten.com/ |
SixthSense にアクセスするには | info-observability@mail.rakuten.com | https://sixthsense.rakuten.com/ |
SixthSense の用語を確認したい | 用語集で、希望の用語を検索・確認してください。 | 用語集・よくある質問 |